リップクリーム 製品作りの過程を少し・・

2016.03.12

 

C店長の私、実は全くの素人だったのです。

スタートは趣味で手作りしていたリップがとってもいいので商品化できたらいいなーくらいの気持ちでした。そもそもなぜ趣味でリップを作り始めたのかはこちらで。

わたし、結構凝り性なのです。そして細部が気になる性分でして・・趣味で作っている時からああでもないこうでもないと徐々に精度を高め、自分で言うのもナンですが市販のものよりいいものができたと自負しておりました。趣味で作り始めた結構早い段階でスリムロングなリップ容器に出会いました。これがとっても使いやすかったのです。なんていうんだろう〜塗りたいところにちょうど当たるというか、はみ出ない感じ、圧がかけやすいというか〜、とにかく使い勝手が全然違いました。

商品化するにあたって、まずは容器にこだわり探し始めました。容器を探し始めて5社目くらいだったでしょうか。たまたま送ってくださった容器サンプルの中でキラリと光る角形(四角)のスリム容器!

「こ、これがいいっ」 でした。

(これもいいけどあれもいいかな)とかそんなレベルではなくて、「これがいい!!」なのです。

多少はお値段が高くてもこれで作りたいと思い、見積もりをお願いしました。その後いただいた見積り価格を見てびっくり!!

多少は高くてもーと考えていた最大予算の倍以上。。あきらめました(泣)。違う会社のスリム容器で探し始めました。それで進めていくつもりでした。

でも、進まない!!自分自身がワクワクしていないから進めなかったのです。

グダグダと半年くらい経った頃、意を決して「完全予算オーバーだけど、高すぎて心がヒリヒリするけど、怖さもあるけど(しつこい!)やっぱりこれがいい」と、この四角スリム容器に戻ったのです。

容器に入れるロゴは決めていました。店名であり、検索名の「beesgloss.com」です。リップクリームっぽくないデザインがいいな、と思っていたのです。シンプルで且つ次に買う時にも探してもらいやすいから、です。

ネットショップを作ろうと考え始めた頃から、ブログを始めていました。ネットの状況を自分で確認しておくためです。ブログを始めて他の方のブログにも興味を持つようになりました。その中でとっても面白い4コマ漫画のブログに出会いました。ちょっと自虐的な内容も面白いし、絵もお上手、言葉の表現もとっても素敵でした。その方のプロフィールを見ると、偶然同じエリアにお住まいの人ということがわかりました。

この人にロゴを描いて欲しい!!そう思ってアプローチをかけたのです。イラストレーターのIさんとの出会いです。その後、Iさんには、ロゴ、エンブレム、似顔絵、ショップ内4コマ、その他諸々、手描きで表現したいものを全てお願いして描いていただいてます。

ちなみにIさんの4コマブログはこちらでご覧になれます。Iさんと初めてお会いしてからおよそ1ヶ月でまずは容器に印刷するbeesgloss.comのロゴと、エンブレムを描いてくださいました。とっても気に入っています。エンブレムはこんな感じで、とお伝えしたものに、太陽の光と蜜を集めているイメージを加えて完成されました。

全部、手描きなんですよね。。すごいなーと思います。Iさんって絵がお上手なだけではなくて他人の思いを汲む力が長けていらっしゃるんです。もっとこうして欲しいとか追加の注文を入れることはほぼありません。というより、Iさん自身の発想や想いを自由に表現して欲しいと思っているくらいなのです。

四角スリム容器に戻りますが、いろいろ調べてみるとこのような容器はリップクリームではなくて、口紅として使用されていました。そうでないと採算が合わないのだと思います。この容器のクオリティでリップクリームを作っているところはない。でも、だからこそ見た目を重視したリップクリームがあってもいいのではないかと思うようになったのです。

お気に入りの容器にIさんに描いてもらったbeesgloss.comのロゴを入れただけのシンプルデザインにしました。化粧品とか薬品とかそんなカテゴリーではなくて、なんだかPC機器の一部のような、スマホのお友達のような、そんなクールなデザインにしました。

【容器のかっこよさにこだわって、内容成分をしっかりわかってもらう】そんな企画で製品を作りネットショップ運営をしています。