無鉱物油とは

2016.12.22

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化粧品で使われるオイルの種類は大きく分けて鉱物油と無鉱物油に分けられます。鉱物油とは石油由来のオイルを指しますが(詳しくはこちらを)、無鉱物オイルとは石油由来のオイルが含まれないオイルということになります。一般的には動物由来・植物由来の油脂を差しています。

化粧品でよく使われる無鉱物油(動植物油)にはこんなものがあります。

◯オリーブオイル◯ひまし油◯ホホバオイル◯馬油◯カカオバター◯椿オイル◯

・・・代表的なものを書き出してみましたが、キリがありません。動物植物由来のオイルは他にもまだまだあります。それぞれに特徴を持っています。

また、常温での形状により、液体の場合=「オイル(油)」、半固体・半固形の場合=「バター(脂・脂肪)」、固形の場合=「ワックス(ロウ)」と呼ばれます。

オイルは基本的に腐敗する(腐る)ことがありません。菌の増殖に必要な水分が無いからです。ですが、汚れが混じることで劣化したり、光や温度・空気に触れることによって酸化したりします。酸化のスピードは、早いものと遅いもの・ほとんど酸化しないものがあり、主に酸化スピードに沿って消費期限が設定されるということになります。

 

052010