リップクリーム この容器に決まるまで・・④
2016.05.28
お願いして社内で製造可否の検討をしていただけるようになった、憧れの四角容器♫
1ヶ月待っても連絡はない。がまんがまん・・でもとっても気になる。だって容器次第で商品化の方向性はグッと変わってくるからその他のことが考えられない。2ヶ月になろうかとする頃少しだけ様子探りの連絡を入れてみました。
容器会社のHさん「お待たせしていてすみません・・ここまで気に入ってくださっている思いを受けてなんとか私も製造に向け働きかけてはいるのですが・・開発費に300万ほどかかるのです。御社以外にもニーズがあるかどうか、調査しているところです。もう少しお待ち下さい。」おおよそこんな内容でした。はえっっ??サンビャクマンエン??それほどだったら慎重になるでしょうね。うん。それにしてもその他にニーズがあるかって、ないでしょうね。いろいろ調べてみるとこのような容器はリップクリームではなくて、口紅として使用されていました。そうでないと採算が合わないのだと思います。この容器のクオリティでリップクリームを作っているところはない。でも、だからこそ見た目を重視したリップクリームを作りたい!!そう思いました。
でもHさん、来週の金曜日までには判断を下します。とおっしゃった。ひぇっΣ(・∀・|||) なんだったら他に使う会社が見つかるまでゆるりと探してくださっても、なんて矛盾した考えもチラリと頭をよぎる。。。
その日は突然来ました。翌週の金曜日はとっくに過ぎてさらに2週間くらいが過ぎた頃、メールにて、なんと《製造可能》のご連絡!!! 意外と淡白なご連絡ね。でもありがとうございます。Hさん感謝していますヽ(*´∀`)/
決定までに随分時間がかかりました。いったんは諦めた容器だったけど決心して強い思いで進めた商品化、そこに来て NG出されてかなりショックでした。でもこのタイミングだったからこそ、Hさんにも私の思いが伝わったのかな、だから動いてくださったのかな、と思います。ちなみにHさんとはメールと電話のみのご連絡でお顔も知らない相手なのです。
商品化したいリップ容器はこんなです。
シンプルなロゴを入れるべく準備中です。PC機器の一部のような、ちょっとおしゃれな文具のようなそんな無機質でクールな外観を目指して頑張ってますヾ(=^▽^=)ノ
現在は中の構造を直接充填タイプに変更するべく、金型作成をしてくださっているようです。
2016年5月記